メッツとは?
・運動強度の単位で、「安静座位時のエネルギー消費量を1」とした時と比較して、何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの。
・1 MET = 酸素摂取量 3.5mL / kg / 分に相当
例
・安静座位:1メット
・立位での会話:1.8
・入浴:1~2
・座位入浴:1.5
・ゆったりした歩行:2.0
・時速4㎞での歩行:3~4
・掃除機使用の掃除:3.3
・ラジオ体操第1:4
・ラジオ体操第2:4.5
・卓球:4~5
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「メッツ・時」とは
「身体活動量」の事を表し、以下の計算で表すことができます。
運動強度(メッツ)×実施時間(時)
例
「3メッツ」の運動強度の活動を「1時間」行った場合の身体活動量
3メッツ×1時間=3メッツ・時
なお、消費カロリー(kcal)は以下の計算式で求められます。
身体活動量(「メッツ・時」)×体重(Kg)×1.05
生活習慣病のリスクを下げるには
・3メッツ以上の「身体活動」を1週間で23メッツ・時行うと良いと言われています。
単純計算すると、1日約3.3メッツ・時の身体活動が必要です。
年代別基準値
18-64歳の身体活動(生活活動・運動)の基準
強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。
具体的には歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う。
65歳以上の身体活動(生活活動・運動)の基準
強度を問わず、身体活動を10メッツ・時/週行う。
具体的には横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。
性・年代別の体力:全身持久力の基準
男性
18−39歳:11.0メッツ
40−59歳:10.0メッツ
60-69歳:9.0メッツ
女性
18−39歳:9.5メッツ
40−59歳:8.5メッツ
60−69歳:7.5メッツ
参考 厚生労働省ホームページ「健康づくりのための身体活動基準2013」
健康づくりのための身体活動基準2013
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