昨今の厳しい経済状況に個人が対応するため
・物価が上がっている昨今、節約を意識する人も増えてきた。
・しかし現実としてその場その場で支出を抑えようと頑張るだけでは効果は薄く、お金を貯めるのは難しい
・「本気で貯金したい!」と思うのであれば、行うべきは手先の節約テクニックではない。
・より広い視点で物事を捉えること、つまり暮らし全体を蓄財方向にデザインし直すことが大事。
・根本から溜まる体質に変えてくれる習慣を実践することで、支出が劇的に減り確実に貯金が増える。
・またそれだけでなく、健康や時間的なゆとりの獲得にもつながる
意識の持ち方
・人間の意思の硬さなど、豆腐レベルと心得よ。意識を変えようと頑張っても結局挫折するのが明白。
・自分の意思に頼るのではなく、自身の周囲の環境、システムから変えること必要。
・世の中は基本トレードオフ。何かを得たいなら何かを手放す必要があることを心得よ。
・コンビニに行かない、安いスーパーで買い物する、フリマアプリの活用
収入を上げる
・アルバイトする
きつく手もも馬力を持ってやってみる
・転職
・副業
本業を生活保護だと仮定して副業で爆発を狙う
本業がある上で副業することによって副業でリスクを取れる
・共働き
「食べない」という選択
・本来人間は現在のように食べる必要ない。
・その理由は人類には数百万年の歴史があるが、その大半は石器時代であり狩猟採取によって生活してきた。その後ようやく農耕生活が始まったのが約1万年前で、今のように食べ物が溢れる暮らしになったのなんてここ数十年の話であり、人類の長い歴史から見るとつい最近の出来事に過ぎない。
・こうした歴史的な背景、そして生物の進化に要する時間を考えると、人類の体は未だに石器時代の環境で生きることに最適化されている。
・この石器時代は「飢餓と隣り合わせの時代」であり、獲物を取れなければ何も食べられなかった。そのため人間の体は空腹には対応できるよう進化しており、人間はあまり食べなくても生存できる。
・むしろ食べない方が調子が良くなるように設計されている。
・現代のようなカロリー過多の状況は石器時代はあり得ず、つまり人間の体はたくさん食べることに処理できるようには作られていない。必然的に食べ過ぎは肥満や体調悪化を招き、病気につながる。
・「食べない」ことはすごく合理的な選択である。
・具体的には、ファストフードややコンビニ弁当、また加工食品やお菓子などはなるべく口にしないこと。これらはカロリーが多すぎる上に添加物や油まみれであり、人体はうまく処理できない。
・食事は主に旬の食材を使って1日2食程度でシンプルに済ませることが肝要。
・間食などは一切不要である
・このような食事スタイルにすれば食費が大きく減るので、物価が上がっても特に困らなくなり、さらに体への負担が減ってダイエットにもなるので健康状態も向上すると自然的に将来的な医療費の削減そして長く働くことによる障害収入アップも期待でき、蓄財には圧倒的に有利になる。
本質的なお金の使い方をする
・自分が幸せになる方向にお金を使う
・基本的にお金とは、「自分が得をするため」「幸せを得るため」に使うも
・例えば「自分が心から気に入ったバッグ」を買えば幸せな気持ちになるし、それをを使っている間や手入れをする時間も嬉しい気持ちが持続するでしょう。つまり自分が幸せになる方向にお金を使う
ことこれが1つの本質だと言える。
・一方で、例えば「会社の飲み会」や「疎遠だったのになぜか呼ばれた知り合いの結婚式」など、嫌な時間を過ごすためにお金を払うことはやめる
スケジュールをを詰め込まず、なるべく暇な時間を作る
・人は時間に余裕がない状態(欠乏状態)だと処理能力が落ちてしまう。処理能力とは物事を適切に判断する力である。
・例えば残業続きで疲れている時は、普段だったらしないような凡ミスをやってしまう。
・「ストレス発散の浪費はやめよう」とか「自分へのご褒美は良くない」など、あらゆる節約系コンテンツで言われているにも関わらず、多くの人は短期的な欲に負けてお金を浪費してしまう。
・その理由は処理能力が低下し、適切な判断ができなくなっているからである。時間の欠乏によって処理能力に負荷がかかり、知能や判断力が低下するために起こっている事象ですある。
・冷静な判断ができなくなると、多くの人は短期的な欲に負けてしまう。
・「お金を使うのは良くない」と分かっているのに浪費をしてしまうのは処理能力が下がって適切な判断ができなくなっている場合が多い。
・一方で予定を開けることで生活に余裕を作っていれば、処理能力あ残り、合理的な判断ができる
ことから、変な浪費を避けられる。
・「残業せずに早めに帰る」「休日だからと予定を詰め込むのをやめる」などの行動によって支出を大きく減らせるはずです
孤独になる
・他人と群れず自ら進んで1人を選ぶ、いわば「孤高」近いニュアンス。
・周囲の人との比較や同調こそが、大きな浪費をにつながってしまう。
・「知り合いがマイホームを買った」と聞いたから自分も欲しくなって家ってしまう、ママ友の家が「中学受験をするからうちも私立に通わせよう」など、周りの影響を受けたり周囲に合わせた支出をしていたら当然お金はどんどんなくなる。貯金などなんてできるわけがない。
・一方自ら孤独を選べば、比較する人合わせる人がいなくなり、周囲に影響された支出が消え、それだけお金も溜まる。
SNSやマスメディアと適切な距離を取る
・テレビや雑誌新聞などのメディアの情報を安易に信用しない
・理由は必ずしも正しいこと良いことが伝えられるとは限らないからである
・メディアは背後にいるスポンサーなどへの配慮が必ず求められる。
・例えば「保険は不幸の宝くじ」と言われる不合理な商品であるが、テレビでは言わない
・番組のスポンサーである保険会社にとって非常に不都合だから
・「銀行や証券会社の窓口には行くな」とか、「市場全体に投資するインデックスファンドが最も
合理的である」ことは資産形成における大原則であるが、経済系のメディアは基本的に証券業界金融業界の広告で成り立っているため、その真実を発信すれば証券会社などの不利益になるため言えるわけがない。
・また省庁などの公的機関においても正しいけど指示団体や業界の不利益につがるこのような内容を発信するのは現実的に難しい。
・マスメディアなどで流される情報は影響が大きいゆえに利害関係者への配慮忖度がされていることが少なくない。
・またネット上の情報もポジショントークが多いですマイホームを買うべきだという記事を不動産
会社が書いているみたいなイメージです。
・自然的にメディアが出す情報と適切な距離を取れなければ良いカモになってしまう可能性がある。
・どんな情報であっても決して鵜呑みにはしない、そして利害関係のない人が書いた本などを読んで中立的な立場からの意見や情報を自主的に学びに行く姿勢が重要。
・正しい知識があればお金を失う要因になる罠に掛からなくなり、結果として効率的な貯金資産形成につがる。